第3群
淡色
野菜
ユリネ
(百合根 lily bulb)
KNU ダイエット 食材百科事典

食用種であるオニユリ、コオニユリ、ヤマユリなどの球根部。
主成分は糖質(炭水化物)。
カリウムが豊富なので、ナトリウムの排出を促し高血圧予防に有効。
グルコマンナンという水溶性の食物繊維も豊富。
コレステロールの吸収を抑制するため動脈硬化の予防に役立ち、
糖の吸収も抑えるので糖尿病予防にも効果的。
整腸作用により便秘を改善する働きもある。

《学名》 Lilium spp.
《科名》 ユリ科 ユリ属 多年生草本
《旬》  晩秋
《原産》  中国、朝鮮半島、日本など、東アジアとされる

《歴史など》  世界中に自生する。中国では古くから栽培され、薬用に使われていた。日本で栽培が始まったのは江戸時代。欧米では主に観賞用とされ、食用としてはほとんど用いられない。

《種類》 
コオニユリ(学名:L. leichtlinii var. maximowiczii):食用として出荷されるものの95%を占める品種。90g程度の重さで白色。苦味がないのが特徴。栽培だけでなく自生している。
オニユリ(学名:L. lancifolium):広く栽培される。コオニユリより大きめで重さは100g前後。直径は5~8cm。黄白色で苦味がやや強い。
ヤマユリ(学名:L. auratum):日本原産の大型の品種で、各地に自生する。球根の直径は7~10cm、重さは100~120g。黄白色で先端に桃色の斑点がある。苦味はない。

《期待される働き》
●高血圧予防  ●動脈硬化予防  ●ガン抑制

《機能成分》
ジアスターゼ(消化酵素)
 →でんぷんの分解を促進し消化を助ける。胸やけ・胃もたれを改善。解毒作用。
サポニン(抗ガン)
 →強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防止し発ガン抑制。脂質の酸化を抑制し、コレステロール値を低下。動脈硬化、高血圧、糖尿病など生活習慣病を予防。肝機能を強化。
食物繊維(整腸、抗ガン、循環器疾患抑制)
 →腸内の善玉菌の繁殖を活性化することで便の量を増やし、腸内環境を整える。コレステロールや老廃物をを排出し、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病、ガンを予防。胆汁酸の分泌や産生を促して、コレステロール値を低下させる。

《選び方》
●鱗片が大きく、しっかりしまって重みがあるもの。
●色が白いもの。外皮に傷があったり、変色しているものは避ける。
●芽の本数が1本のものが高級品。

《保存方法》
●湿らせたおがくずの中に入れて冷暗所で保存。
おがくずが手に入らない場合には、新聞紙にくるむ。
●直接水にぬれると痛みが早いので要注意。

《調理のコツ》
●アクが強いため、茹でてから調理する。
●茶碗蒸しなどに。
《民間療法など》
●漢方:体の活力をアップし、胃の働きを活発にするとされ、気管支炎やぜんそくへなどのアレルギー症状を緩和の効果も指摘されている。
●痰をとる、咳を鎮める作用がある。
1点重量
(g)
エネルギー(kcal/100g) 水分(g/100g) 炭水化物(g/100g) カリウム
(mg/100g)
食物繊維
(g/100g)
ユリネ・りん茎、生 65

125

66.5 28.3 740 5.4
◇ 参考リンク ◇
◆食材玉手箱
◆食材百科事典:
◆四群点数法:第3群

  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Feb/2009
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